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弁護士からも見放され

もともとはパチンコやスロットなどのギャンブルに入れ込み、複数のクレジット会社や消費者金融からお金を借り、多重債務者となって自己破産をしたK君。金融ブラックの身であることから、カードを作ることもできず時給800円の派遣で働きながら地道な生活を続けていました。

ある夜、派遣先の正社員からキャバクラへ誘われました。「きょうは持ち合わせがないから、また今度誘ってください」と断りましたが、「せっかく誘ってあげてるんだから、付き合いなよ。割り勘だから5千円もあれば大丈夫だって!それくらいは持っているよね」と強引に誘われました。

「5千円はありますが、明日の家賃払いに必要なお金なんで行けません」
「家賃に必要な5千円は、明日俺が貸してあげるからさぁ」
あまりのしつこさに根負けしたK君は仕方なくキャバクラへ付き合いました。

酒に酔って気が大きくなってしまったK君は「金なら貸しておいてやるから」の声に負けて、結局3軒も行ってしまったのです。

翌日、出社したK君は家賃に必要な5千円を借りるため社員のところへ行きましたが、
「昨夜の金も返してもらっていないのに、貸せるわけないじゃん。3日だけ待ってやるから立て替えた1万5千円を返せよな!」と言われてしまったのです。
友だちに相談しても借りられず、どうしようもなくなったK君は、やばいとは思いながらもアパートの郵便受けに入っていた「090」のヤミ金へ電話してしまいました。

「利息は週に3割。他に手数料が1割。これを先引きしますから、3万円の融資だと、1万8千円をお振込みします。1週間後に3万円を返せば完済ですが、無理な場合はジャンプを利用できます」という説明でした。
約束の1週間後。3万円を返すことができなかったK君は、利子として9千円を払ってもう1週間ほど待ってもらうことにしましたが、これを繰り返しているうちにお金が回らなくなってしまったのです。
ヤミ金からの連絡を無視し、お金を振り込まなかった翌日。
朝の6時から10分と間を置かずに電話が入り、出ると「なんで、連絡しなかったんだ?すぐ金返せ」と怒鳴り声。そして、頼んでもいないスシが10人前届いたり、職場へもしつこい嫌がらせの電話が入るようになりました。

そして、その翌日、職場から「契約を緊急解除する」と言い渡されてしまったのです。

仕事を失い、目の前が真っ暗になったK君。たまたま目の前にあった弁護士事務所に「助けてください」と飛び込みました。

事情を聞いた弁護士さんは、相談料として1万円を請求しながら「相手はヤミ金だね。悪いけど、ウチはヤミ金に対応していないんだよ。気の毒だけどお役に立てないね」と見放しました。

その後、K君は、ヤミ金の出し子として働くことになりました。


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