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ヤミ金がいちばん困る口座凍結

かつてヤミ金の店長だった私がいちばん困ったのが、“口座の凍結”です。

私の店では携帯を使った『090金融』をやっていましたから、お金を貸した客が返済のために振り込んでくる口座が銀行か
ら凍結されることは痛手でした。

なにせ、口座を凍結されてしまうと、振り込みを受け付けなくなるので客はお金を返そうとしても入金できなくなるんです。
当然、私たち闇金も振り込まれた返済金や利子を引き出すこともできなくなり、口座にお金はあるのに手は出せない状態になるわけです。
こうなると、闇金としてはお手上げ状態になります。

 

そこで闇金業者は、こうした口座凍結のリスクに対応するため、返済ができなくなったり、利子が払えなくなった客から口座を入手して
できるだけ多くの口座を確保しようとします。

実際、私も闇金店長の時代には、お金の貸し付け、回収はもちろんですが、ひとつでも多くの口座を入手することが仕事でした。
お金を返せなくなった客に、「金を返せないなら、すぐに口座を提供するように…」とか「返済できないなら、口座を売りな!」と言っては、口座収集に力を注いだものでした。

 

口座が凍結されれば振り込みができなくなることを利用して、
「店長さん、きょう返済しようと思って銀行へ行ったんだけど、振込みができなかった…」と言ってくる客もいました。
このように銀行口座を凍結されるとヤミ金活動ができなくなるので、死活問題になります。
だから、闇金は口座を集め続けなればならないわけです。

「だったら、銀行へ◎◎口座は闇金が利用している」と言いつければ口座が凍結されるのでお金を返さなくてもよくなるじゃない…」と
思われるでしょうが、凍結は基本的に個人ではできません。

 

弁護士や司法書士、警察が銀行に対して口座凍結の依頼をすることで可能になります。
そういう意味でも、弁護士や司法書士などの法務事務所へ相談して銀行に連絡してもらったり、
警察を通じて凍結を依頼してもらうことは、闇金対策には効果的だと思います。

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