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闇金の取締りを福岡県警に聞いた

2017年3月、福岡県警察本部の相談コーナーで、闇金について話を伺いました。
福岡県警に限らず、最近は警察もヤミ金の摘発・取締りに力を入れていますが、どうしても立ちはだかるのが民事不介入の原則です。

「闇金は、出資法違反ですから、当然、犯罪として扱います。もちろん、検挙・取締りの対象となります。ただし、闇金にお金を借りた人に対して、お金を返しなさいとか返さなくていいとか等については、警察は介入しません」ということでした。

さらに、
「ヤミ金被害者と呼ばれる人が、嫌がらせや身の危険を感じた場合は警察は助けてくれますか」と尋ねました。

「自分の意思でお金を借りている場合、なにを以ってヤミ金被害者というのかは別ですが、恫喝されたとか暴行を受けた事実があるのなら警察は動きます。ただ、そのリスクがあるということであれば、現場での判断になると思います」ということでした。

はっきり言って、警察は多忙です。一人ひとりの事情を聞いて、闇金から嫌がらせが起きないように100%対応してもらい、その後もフォローしてもらうというのは難しいのが現実でしょう。

闇金被害者が最初にやるべきことは、ヤミ金にトラブルに精通した弁護士や司法書士へ相談し、まずは闇金の嫌がらせや酷い取立てをストップさせることが最優先です。
そして、警察へ被害届けを出すか否かなどを相談し、場合によっては警察にもパイプを持った事務所の力を借りるのが最善だと思います。

警察は刑事事件を扱うプロフェッショナルです。たとえば、ヤミ金から暴行されたとか家族が恫喝されたとかというケースでは、刑事事件として闇金を摘発・検挙してくれると思いますが、「ヤミ金からお金を借りたけど、返せなくなってこわい目に遭いそうだから何とかしてよ」という話では、警察が動く可能性は高いとは言えません。

大切なことは、闇金からお金を借りて、返しても返しても元金がいっこうに減らず、家庭や仕事までも失う瀬戸際にあるあなたが助かることです。

闇金に強い弁護士・司法書士へ無料相談してください。

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