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闇金の動向は?坂口警察庁長官が治安情勢について講演


最近の闇金の動向を調べていたところ、3月22日に公益財団法人・公共政策調査会の設立30周年記念セミナーが東京千代田区で開催され、警察庁の坂口正芳長官が最近の治安情勢をテーマに講演したことがわかりました。

公共政策調査会での講演ですから、経済事犯である闇金についての話はあったかな?と注目していたんですが、残念ながら触れられなかった模様です。

坂口長官は法犯認知件数が昨年、戦後初めて100万件を下回ったことを挙げ、「諸外国と比べて殺人の発生率は一番低い。窃盗も減っている」と強調しました。
一方で、ストーカーなど男女間のトラブルについては「初動措置を誤ると大変重大な結果になる。現場では一番神経を使っている」と述べたそうです。

男女間のトラブルは、警察庁長官が言うように初動を誤ると重大な犯罪を招くリスクがありますが、これは経済事犯である闇金についても同じことが言えます。

「闇金に追い込みをかけられて困っている」「職場にヤミ金からの嫌がらせが続いて解雇されそう」「とにかく闇金からの嫌がらせを止めてもらいたい」など闇金被害者の訴えに対しては、警察は民事不介入の原則をふりかさず叮嚀に事情を聞いた上で、「今の段階なら警察よりも闇金に強い弁護士さんや司法書士さんへ相談するのがベストです」などと闇金に苦しめられている人の身になって対応してほしいものです。

各都道府県警をはじめ警察署、交番の警察官は多忙を極めているのは事実です。しかし、闇金に手を出したばかりに職を失ったり、家庭崩壊、果ては自死に追い込まれることも現実として起きています。

闇金の動向や取締り状況について、今以上に情報をオープンにして闇金に対する強い姿勢をアピールしてほしいと思います。

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