*

ヤミ金SOS 空貸し対策編

あれこれと狡猾な手を使い、巧みな話術と脅し文句を駆使して、お金を搾り取るヤミ金業者。最近は、ヤミ金が詐欺師と化しているケースが多く見られ、いっそう手口は巧妙化しています。

その代表的なやり口のひとつが、実際には融資をしていないのに貸したと言って返済を要求する『空貸し』です。
実態は架空請求ですから、ほとんどの人は無視しますが、過去に消費者金融やクレジット会社、ヤミ金などからお金を借りたことがある人の中には「もしかして完済できていなかったのかも…」と勘違いをして連絡を取ってしまう人がいます。

そして、連絡したが最後、詐欺師化したヤミ金は、脅し文句を並べ立て貴重な個人情報を聞き出し、「◎◎万円が未払いとなっている」と利子や元金の支払いを要求してきます。また、遅延損害金や延滞金、事務手数料などさまざまな名目をつけて法外な金額を請求します。

空貸しは、名簿屋が用意した「多重債務者」「自己破産者」「ヤミ金利用者」「ブラック」などの名簿を購入し、そのリストに向けてダイレクトメールや電子メール、電話などで架空の請求を行います。
ヤミ金にしてみれば連絡をしてきた人がいいカモになるわけで、脅しや嫌がらせをしてお金を巻き上げようとします。

こうした空貸しに対処するいちばんいい方法は、こちらか絶対に連絡を取らずに無視し続けることです。

また、電話がかかってきた場合には、「借金した覚えがない」とはっきりと拒否します。それでも「払え」と要求された際には、借用書のコピーなど債務の証拠の郵送を要求してみましょう。
(※貸金業法では、債権回収を委託された代行業者や譲渡債権者は請求の通知をする場合には、氏名などの詳細を明らかにしなければならないとされています)

ただ、注意したいのは発送元を裁判所に設定している場合です。裁判所から書類が届いた場合では裁判所に確認を取るべきですが、なかなか素人では判断できないので、弁護士や司法書士に相談するのがベストです。

ヤミ金被害に強い弁護士・司法書士の選び方

 

関連記事

ヤミ金が狙う生活保護受給者

ヤミ金は、多重債務者や年金生活者、専業主婦などを主な対象にお金を貸し付けていますが、生活保護受給者の

記事を読む

パチンコの陰にヤミ金あり

現在、パチンコ人口は減少し続け、近所のホールも以前のような賑わいが見られなくなっているようで

記事を読む

闇金の出し子は、もともとヤミ金被害者

闇金の出し子とは、振り込まれたお金を一旦銀行口座から引き出して別の口座へ移したり、現金を持ち

記事を読む

ヤミ金SOS キャンセル料請求編

ヤミ金被害で急増しているのが『キャンセル料請求』です。 これは、ヤミ金業者と融資の契約をしたも

記事を読む

裁判所や法律事務所の名前を使うヤミ金

悪知恵を駆使し、次から次へと新たな手口を考え出す狡猾なヤミ金。 いま、ヤミ金と詐欺師のボーダレス化

記事を読む

「他社で断られた人でも融資します」には要注意

「他社で断れた人でも即日融資」とか「ブラックOK!低利で即融資します」など、お金を借りたい人にとって

記事を読む

ヤミ金が預金口座を取り上げる

ヤミ金業者のあこぎな行為のひとつに、口座の取り上げがあります。 これは、お金を返せなくなった人

記事を読む

ヤミ金の手口「石川県警HP」より

先日、石川県警のホームページを見る機会がありました。 そこには「ヤミ金からは借りちゃダメ!」と

記事を読む

ブラックOK!はヤミ金の罠

ヤミ金が借り手を集める手段のひとつとして「ブラックOK!」「他社で断られた人でも貸します」などと甘い

記事を読む

LINEヤミ金が横行

闇金の手口はますます巧妙化、悪質化が進み、偽装質屋や家具リース金融・車リース金融などもこれに

記事を読む

PAGE TOP ↑