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法定金利の最大243倍で貸し付け、無登録貸金業者逮捕

またも、ヤミ金が摘発・逮捕されました。

報道によれば、法定金利の最大243倍でお金を貸していたとして、警視庁生活経済課は11月5日、出資法違反(高金利)と貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、東京都板橋区小豆沢、元貸金業経営の大中大輔容疑者ら5人を逮捕したと発表。5人らはいずれも容疑を認めているということです。
警察の調べでは、大中容疑者らは平成24年7月以降に架空の貸金業者のホームページを作成し、利用者が入力した住所などの顧客情報を元に電話を使って勧誘。およそ1500人の人にインターネットバンキングの他人名義の口座を通じて全部でおよそ6,900万円を貸し付け、3,700万円の利息を受け取っていたとしています。
具体的な逮捕容疑は、平成25年9月~平成26年5月の間に、福岡県の男性会社員ら6人に、114回にわたって計約270万円を貸し付け、法定金利の19~243倍にあたる利息260万円を受け取った容疑となっています。

ところで、被疑者らは今後起訴され、裁判を受けることになりますが、どんな刑事罰を受けることになるのでしょうか。

まずは無登録の罰ですが、「貸金業法」によると、貸金業を営むものは内閣総理大臣、都道府県に登録しなければなりません。登録を受けない者は、貸金業を営むことは禁止されています(同法11条1項)。これに違反すると、10年以下の懲役若しくは3千万円以下の罰金あるいは、両者が併科されます。

また、出資法では、業者が年29.2%を超える割合による利息の契約をした場合、5年以下の懲役若しくは1千万円以下の罰金あるいは両者が併科されます。

裁判には弁護人がつき、検察官の求刑どおりの判決が出るか否かはわかりませんが、いずれにしても相当の刑罰が下るのは否定できないことです。

ヤミ金は、割に合わない犯罪。それを普及させるためにも、ヤミ金への裁判結果をマスコミは報道してもらいたいものです。

ヤミ金被害に強い弁護士・司法書士たち

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