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まるで借金依存症の客がいた

パチンコ依存症、買い物依存症、アルコール依存症など、さまざまな依存症があり、深刻な社会問題にもなっています。

以前、借金を申し込んできた人の中に、どう考えても“借金依存症”ではないかと思える人が何人もいました。

過去に借金トラブルを起こし、今では銀行はもちろん消費者金融からも相手にされない人たちですから、金融ブラックリストの人ですね。

いくら無審査融資、無審査即日融資を謳うヤミ金でも、お金を貸す際には慎重になります。他の業者は知りませんが、私の店では申込者からいろいろ聞き出して貸すか貸さないかを判断していました。

ある日、岡崎さん(仮名)という40歳の男性が融資を申し込んできました。
聞けば、ある福祉関係の法人に勤めているということでしたが、彼もブラックリストの一人でサラ金もなかなかお金を貸してくれいないということでした。
給料は高いとは言えませんが、毎月もらえているし、奥さんもパートに出ています。「どうしてお金が必要なんですか?」と聞いたところ、「僕は、お金を借りたいんです」と驚く返事でした。

そもそもは、出会い系サイトで知り合った女性と関係を持ったことが借金のスタートだったとか…。
借りては返し、返しては借りるを繰り返しているうちにどうにもならなくなったわけですね。

その時は調停で切り抜けたらしいのですが、お金を借りる緊張感が忘れられず、ヤミ金に手を出しているそうです。

何度も翻意するように話しましたが「貸してくれ…」の一点張り。

結局、週に3割の約束で3万円ほど貸し、ジャンプも4回くらいしてくれておいしいお客さんでしたが、返済日が来ても入金がなかったので、ちょっと凄んでみせようかなと思っていたところ、司法書士から電話が…。

こっちも頭に来たんで、そうとう激しい言い合いになり、脅しまがいのことをしましたが、相手が悪かった。

なにせ、闇金業者の痛いところを突いてくる司法書士で、下手すりゃこっちも傷を負うことになりそうだったので手を引くことにしたわけです。

まあ、お客さんは次から次に現れるからね。ある程度稼がせてもらったら、深追いをして向う傷を負うよりも、新しいカモを探すほうが楽ですからね。

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