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闇金の新しい姿「金貨金融」に要注意

先日、「ハンゲキ」というテレビ番組の中で、金貨金融という闇金の新たな手口が紹介され、実際に弁護士がヤミ金を追い詰める始終がオンエアされました。番組内でも警鐘を鳴らしていましたが、ここ最近ヤミ金の新たな手口として増えているのが金貨金融です。

金貨金融では、業者は現金を直接的に貸さないのが特徴です。そのため、警察に摘発されても「お金を貸していない…」と逃げようとしますが、実態は違法な暴利をむさぼる闇金そのものです。

手口として、ヤミ金たちは、あくまでも金貨の販売業を装います。なかには、ブレスレット販売業だと名乗る闇金もいるそうです。
スポーツ新聞や週刊誌、ネットなどを利用して「どなたでも大丈夫です!」と誘い込み、公務員や会社員をはじめ、主婦、多重債務者などに金貨の販売を行います。

たとえば、42,000円相当の金貨をAさんに65,000円で売るとします。Aさんは65,000円の金貨を42,000円で買うことになるため、実質的には23,000円の手数料を金貨金融の業者に払ったことになります。

この23,000円の手数料ですが、利子に直すと35%になります。金貨金融の最大の特徴は、この時に代金である42,000円をツケの状態にしておくことです。
Aさんは65,000円の現金を払わずに金貨をツケで買うことができるわけですが、言い換えれば金貨金融業者から65,000円のお金を借りたことになります。

そしてAさんは、65,000円で買った金貨(42,000円相当)を一般の金貨販売店に売り、42,000円の現金を受取りますが、この42,000円が実際には融資を受けたことに等しくなるわけです。

金貨金融業者は、「ツケの支払いは9日後ですよ」と言います。
Aさんは9日後に、金貨の購入代金の65,000円を支払わなければなりませんが、これが事実上の借金返済となります。

返済日は9日後、手数料(利息)が35%になりますから、金貨金融の利息は9日で3.5割になるわけです。ピンとこない方のために解説しますが、この9日で35%という利子は、月利換算で約120%、年利になおすと約1420%の暴利になります。

昨今は、警察による闇金の取り締まりが強まり、一方で闇金に強い弁護士や司法書士も少しずつ増えているため、危機感を募らせたヤミ金が生き残りをかけて、いろいろと姿を変えてお金を貸すようになっています。

ソフト闇金、偽装質屋、そして金貨金融…。どんなに姿を変えても、利息制限法や出資法を超える利子を取ることは、まさに闇金だと断じても過言ではありません。

「おかしいな!」と思ったら、警察の生活安全課へ相談したり、闇金に特化した弁護士や司法書士へ相談してみましょう。


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