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裁判所や法律事務所の名前を使うヤミ金

悪知恵を駆使し、次から次へと新たな手口を考え出す狡猾なヤミ金。
いま、ヤミ金と詐欺師のボーダレス化が進行し、とにかくお金を取れるところから取ろうとする動きが顕著に現れています。

そのひとつが、「裁判所」や「弁護士(法律事務所)」「司法書士(法務事務所)などヤミ金を断罪する側の名前を使って、借り手に不当な請求を送りつけるヤミ金の存在です。

一度でもヤミ金を利用したり、あるいは消費者金融(サラ金)などからお金を借りて多重債務などを経験した人にとって、裁判所や弁護士(法律事務所)、司法書士(法務事務所)などの名義で送られてくる請求には驚いてしまいます。

もしもそれがヤミ金の手口であったなら…。ヤミ金被害に遭わないためにも、まずは次の3点をチェックしてください。

①内容証明郵便で送られてきたか?
たとえば弁護士が債務者に支払いを通達する場合、その多くは書留の内容証明郵便が使われます。また、裁判所が訴訟の呼出し状や支払い督促を送りつける場合には、特別送達方式の書留郵便を使います。弁護士にしても裁判所にしてもハガキや普通郵便で支払いを請求することはありません。

これらは偽物であり、無視してもかまいませんが、気になる場合には送り主の裁判所や弁護士の電話番号をきちんと調べてから連絡するか、司法書士や弁護士へ対応を相談してください。

②裁判所からの書類に振り込み指定口座が記されていたら…
仮に内容証明郵便が届いたとしても、裁判所が借り手に対して「○○銀行△△支店×川×男名義の口座へ振り込め」と指示することはあり得ません。本物の支払督促には「借主○○は、貸主△△に対し、金◎◎万円を支払え」と書かれているだけですから、その記載文面を注意して確認することが必要です。

③裁判所や弁護士などの事務所には本当の電話番号を調べて確認する
送られてきた請求書に記載されてある電話番号を鵜呑みにして、慌てて電話するのは危険です。相手がヤミ金や詐欺師だった場合には、個人情報を根掘り葉掘り聞き出された挙句にカモにされてしまう危険性があります。まずは、本当の電話番号かどうかを調べたり、裁判所からの書類には事件番号が記載されているので、その番号を伝えて現況を確認することが大切です。

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